1954年/カラー/原作コーネル・ウールリッチ/脚本ジョン・マイケル・ヘイズ/出演ジェームズ・スチュアート、グレース・ケリー、ウェンデル・コリー解説:「ダイヤルMを廻せ!」のアルフレッド・ヒッチコックが製作監督するスリラーの新作で、「幻の女」のコーネル・ウールリッチの原作をジョン・マイケル・ヘイズが脚色した。テクニカラー撮影は「ダイヤルMを廻せ!」のロバート・バークス、音楽は「炎と剣」のフランツ・ワックスマンの担当。「遠い国」のジェームズ・ステュワート、「ダイヤルMを廻せ!」のグレイス・ケリー、「北の狼」のウェンデル・コーリー、セルマ・リッター、レイモンド・バー、ジュディス・イヴリンなどが出演する。
ストーリー:ニューヨークのダウン・タウン、グリニッチ・ヴィレッジのあるアパートの一室、雑誌社のカメラマン、ジェフ(ジェームズ・ステュワート)は足をくじいて椅子にかけたまま療養中なので、つれづれなるままに窓から中庭の向こうのアパートの様子を望遠鏡で眺めて退屈をしのいでいた。胸が自慢の女がブラジャーをなくした。男が欲しくてたまらぬ女が男を連れこんだがどう切り出していいか分からない。新婚の男女の濃厚なラブ・シーン。ピアノに向かって苦吟している作曲家。犬を飼っている夫婦者など。そのうちにジェフの興味を惹くことが起きた。病気で寝たきりの妻と2人暮らしのセールスマンのラース・ソーウォルドが送り出し、翌日から妻の姿が見えなくなった。ジェフは注意して彼の動静を観察し、妻を殺して死体をトランクにつめ、どこかへ送ったものと確信した。この調査には恋人のリザ(グレイス・ケリー)や看護婦のステラにも一役買ってもらった。
ヒッチコック登場シーン:ロス・バグダサリアン扮する作曲家のアパートで時計を巻く男
