スミス夫妻

1941年/白黒/原案・脚本ノーマン・クラスナ/出演キャロル・ロンバート、ロバート・モンゴメリー

スミス夫妻 – 解説

ふとしたことから結婚が無効であることが判明した一夫婦の騒動を描くコメディ映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはハリー・E・エディングトン、監督はアルフレッド・ヒッチコック、脚本はノーマン・クラスナ、撮影はハリー・ストラドリング、音楽はロイ・ウェッブが担当。出演はキャロル・ロンバード、ロバート・モンゴメリーほか。

スミス夫妻 – ストーリー

アン(キャロル・ロン・バード)とデイヴィッド(ロバート・モンゴメリー)のスミス夫妻は結婚して3年目、これまで喧嘩は数多く繰り広げてきたが、2人の愛は変わらなかった。ところがある日、弁護士事務所に出向いたデイヴィッドは、ハリー・ディーバーという老役人の訪問をうけ2人の結婚は役所の手続きのミスで無効であると知らされる。その足でハリーは、アンを訪ね同じことを告げる。夫から思い出の店“ママ・ルーシー”で夕食をとろうとの連絡をうけた彼女は、再びのプロポーズを期待するのだった。ところがその“ママ・ルーシー”は昔とは正反対のさびれようで、なかなか話を切り出さないデイヴィッドに不安と憤懣の念を抱いたアンは、夫を家から追い出してしまう。